レール走行とAIを融合。設備点検の自動化

轟音が響く深夜のプラントや、粉塵が舞う工場。こうした過酷な環境で、設備に異常がないかを確認する点検作業は欠かせない。一方で、人手不足も重なり、現場で働く人の負担は大きくなっている。そこで期待されているのが、ロボットやドローンを使った点検の自動化だ。しかし、実際に導入すると、床の段差や障害物でロボットが止まったり、バッテリー切れで点検が中断したりするなど、安定して運用するには課題があった。こうした移動と給電のボトルネックを排し、安定した巡回監視を実現するアプローチが動き出した。2026年8月、株式会社ビー・アンド・プラスは、ワイヤレス給電とカメラによるAI画像認識を組み合わせたレールロボットのデモ機を開発し、検証を開始したと発表した。敷設されたレール上を確実に走行しながら現場を監視する仕組みが、過酷な産業現場における設備保全のあり方を大きく変えようとしている。(文=RoboStep編集部)

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