2026.09.07
筆者はこのコラムの連載にあたり、記事ネタを探す一環として日ごろから中国語のロボット関連記事を追っています。そうして眺めている中国のロボット関連記事、特に人型ロボット系の記事を眺めていてよく感じる点として、かつて本田技研工業が開発していた人型ロボットの「ASIMO」について、中国メディアが言及する回数が今も非常に多く感じます。どれくらい多いのかというと、中国ではほぼ毎日にわたり何らかの形でASIMOに言及する記事が配信されているのではと思うほどの量で、どれだけ中国人はASIMO好きなんだよとツッコミたくなります。では肝心の記事内容はどんなものか。やはり多いのは、「かつてASIMOを筆頭に世界のロボット業界をリードしていた日本が、今や中国の後塵を拝している」といった切り口で、日中のロボット技術における過去と現在の比較するものが大半です。ただ記事のトーンとしては、「どうしてロボット王国だった日本は中国に追い越されてしまったのだ?」「俺たち(中国人)が憧れていたあのASIMOはなぜ消えてしまったのだろう……」といった具合に、ASIMOをはじめとするかつて存在した日本製人型ロボットのことを全力で惜しみつつ、その商業的敗因を検討する記事の方が確実に多いです。そこで今回は、こうしたASIMO大好きな中国ロボット業界関係者らによる、ASIMOをはじめとした日本製人型ロボットの敗因分析の内容についていくつか紹介します。
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