2026.10.23
全国で野生鳥獣による農林業被害が課題となる中、林業従事者の減少や高齢化が進んでいる。獣害の兆候や倒木、路面の状況など森林内の変化を把握するためには、人が定期的に山中へ入り、見回りを行わなければならない。だが、急峻な地形や下草、ぬかるみなどがある山林での巡視は、作業員の身体的負担が大きく、転倒や滑落などの安全面のリスクも伴う。こうした森林巡視の負担軽減と安全性向上に向け、ロボット技術を活用した実証が進められている。2026年9月30日、株式会社XNOVA、Unitree Robotics社、株式会社Eco Forest Friendlyの3社は京都市との共催により、京都市西京区の森林で自律走行型四足歩行ロボットを用いた森林巡視の実証を実施した。足場の定まらない厳しい自然環境でロボットの走行性能を検証する試みが、森林保全と獣害対策の省力化に向けた新たな可能性を提示しようとしている。(文=RoboStep編集部)
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